シミに効く生活習慣ってあるのでしょうか?日焼けしてしまったら!?
シミの原因NO.1 紫外線対策の基本
真夏の日中、最も紫外線量が多い時間帯に約20分間紫外線を浴びた量を1MEDという単位で表すと、日本人が年間に浴びている紫外線量の平均は200MEDと算出されるという研究結果が2014年”Experimental Dermatology”に発表されました。
参考URL:http://agingstyle.com/2016/08/07001347.html
何も対策をしなければ20歳でもシミが出来る
紫外線量が蓄積して4000MEDに達するとシミが出来てしまうのですが、生まれたときから何の対策もしなければ、20歳で4000MEDに達してシミが出来てしまうことがわかっています。60歳までにシミを作らないためには、紫外線を浴びる時間を真夏であれば1日3分以下、冬でも16分以下にとどめなければなりません。つまり、1年中紫外線対策をしなければシミは確実に出来るということです。
日焼け止めは1年中使いましょう
紫外線は季節や天候に関わらず1年中出ていますので、日焼け止めも1年中使い続けることが大切です。SPFやPAが高いものを朝使えば、1日中それで大丈夫というわけではありません。汗で流れてしまったり、衣類などでこすれて落ちてしまったりしがちですのでこまめに塗り直すことが大切です。
日焼け止めを使うだけでなく、外出時には帽子や日傘、夏用のグローブ、サングラスなどで身体に入ってしまう紫外線を防ぎましょう。
日焼けしてしまった後の対策は?
気をつけていても日焼けしてしまうことはあります。日焼けは火傷と同じで紫外線によって肌が炎症を起こしている状態ですので、応急処置が必要です。日焼け後72時間以内にするべき対策は次のようなものになります。
冷やす
日焼け後にすぐ美白化粧品を使ってしまう人もいるかと思いますが、炎症をおこしている肌はまず冷やすことが大切です。火照りが取れるまでは、冷たいシャワーや氷水で冷やした濡れタオルを使ってまずは冷やしましょう。
保湿
次に、日焼けした肌は乾燥していますのでしっかり保湿をしましょう。冷やし終えた肌もまだデリケートな状態ですので、美白化粧品を使うよりも敏感肌用の化粧水がおすすめです。
水分補給
肌が日焼けしているということは、肌だけでなく身体全体が乾いていますのでしっかり水分補給をしましょう。脱水気味になっていることもありますので、冷たい水を飲むよりも、身体に吸収されやすいスポーツドリンクを飲む方が、身体の疲れも取れやすくなります。
日焼けをしてから2日ほど経ち、肌の状態が落ち着いたら美白化粧品を使っていきましょう。この時に顔のケアを重点的にしがちですが、腕や手の甲の部分にシミが出来てしまうと目立ちます。シミが出来てしまった場合に、人目に触れて気になりやすい腕や足もしっかりケアしておくことがおすすめです。
睡眠は1時間でも多くとる
日焼けをしてしまったら、そのダメージ解消には睡眠中に分泌される成長ホルモンが大きな役割を果たしてくれます。
紫外線のダメージを受けると、肌を黒くする色素であるメラニンが生成されてしまいます。けれども、成長ホルモンが活躍してくれると、肌のターンオーバーがしっかり行われ、メラニンは古い角質と同様にはがれていきます。睡眠不足になりターンオーバーが乱れていると、古い角質やメラニンが肌に残ってしまい、肌のトラブルにつながってしまいます。
成長ホルモンは、眠りに就いてから3時間の間がもっとも活発に活動すると言われています。22時~2時までの4時間は成長ホルモンが分泌されやすく、この時間帯に眠ると効果的です。
日焼けによる肌ダメージだけでなく、日焼けの後は身体全体が疲れているはずですので、22時~2時までの間に横になる時間を作ってみましょう。22時に寝ることは忙しいときには難しいのですが、22時ちょうどに眠れなくても大丈夫です。23時に眠れるようでしたら、2時までの3時間は成長ホルモンがしっかり活動してくれます!